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トレランレースに出るなんて思ってもみなかった

トレラン…。
トレイルラン。
山を走る事。

うん。それくらいは知っている。
そんなレベルだった。
山に行くなら写真を撮りながらゆっくり景色を楽しんで歩きたいし、走るなんてありえない。
そう思っていた。

周りを見渡せば走っている人って結構いるもんで…。
でも、私はどうも街中で、車の横を、アスファルトの上を、“走る”という行為にそれほど魅力を感じず、友人から誘われることもあったけど、とにかく“走るなんてやだー”と、そっぽを向いていた。

それが、なぜか明後日。
高尾山天狗トレイルというレースに出走する。

なぜ私がトレランレースに出ることになったのか。
ちょっと振り返っておこうと思った。


去年後半は、自分にとって少なからずショックな事があり色々ともがいていた時期だった。

そんな時、ひょんな事からご縁があり知り合いだったランブラーさんに、飲み会に誘って頂いた。
それは『u.l.ハイカーとランナーの忘年会』とかそんな趣旨の会だったと思う。
そこに旧友でありロードランナーの友人と二人で参加し、ランチーム「Run or Die (ROD)」に誘っていただく。
そこで、なんとなく走ってみようかな?と、思ったのが最初の小さなきっかけ。
12月6日のこと。

新しい事を始めたり、新しい出会いに積極的に飛びこんでみたり。
ちょっと冒険的に自分から突っ込んで、新しく見える世界や新たに持てる感情を利用して自分の気持ちの整理をする。簡単に言ってしまえばそんなものをちょうど求めていた時期で、軽い気持ちで始めた事だった。

早速、3日後位に家のベランダにあるコンテナボックスの中にあった、買ってから外で一度も履いていない(ジムで2回履いた)シューズ(ランニング用なのか不明)を引っ張り出し、近くの駒沢公園まで走ってみた。
家から駒沢公園までと公園内のトラック1周で往復5キロ。
フォームとかそんなの知らないし、速さとかペースとかも全く知らない。
どうやら1キロ5分位で走ってしまったわけだけど、それが速いか遅いかも知らなかった。距離も後から知った。
そんな初回ラン。
翌日見事に筋肉痛。ふくらはぎがパンパンになった。
でも、音楽を聴きながら無心に走った時間がなんとなくその時の自分に必要な心地のよい時間だった。

そのあとは3日くらいの間隔を空けて2回くらい同じコースを走った。
5キロって走ったらこんなすぐの距離だったのか。そんな風に感じた。

そして、12月15ー16日。
RUN OR DIEの合宿に参加させて貰うこととなる。
本当は木曽駒ヶ岳を登る予定でいたのだけど、直前のドカ雪と悪天予報でキャンセルした私に声をかけてくださったのはセンパイ。ありがとう。

夜の宴会だったか、よく覚えていないのだけど、その場に来ていたアキラさんと、ノリと勢いで2月10日に行なわれる高尾山天狗トレイルに参加しようよ!なんて話をした。
翌日はランチームとハイクチームに分かれ、修善寺のトレイルを楽しんだんだけど、私はもちろんハイクチーム。
走る皆さんを横目にやっぱり“歩く”ってたのしーい♪とか、思っていたw
でも、この時が、“歩く”とは違った目線で山を“走る”事で見えてくる景色とか違う山の楽しみ方に確実に興味を覚えた瞬間だった。
そして、RODは元々ハイカーの人がほとんどなので、ハイキングを好きなみんながはまっているランに単純に興味を持った。一緒に楽しみたかった。

P1120158.jpg

で、私というのは本当にやり始めると周りが見えなくなるタイプで。
合宿の日の夜も、帰ってから駒沢公園まで走ってみた。

走る事=楽しい って感じではなかったけど、一定の動きを繰り返す行為は冷たい空気も手伝って、自分の体に集中できる時間だった。
余計な事を考えず、“ふくらはぎ痛いな”とか、“ちょっと脇腹よじれるな”とか、距離を進むごとに発見する体のサインにただただ集中して走る。
汗をかいて、疲れて眠る。
この頃、あまり山にも行けていなかったし、私にはちょうど良いストレス発散だったのかも。

で、合宿から帰った翌日だったか、その次の日だったか、無謀にも高尾山天狗トレイル2013にエントリー。
アキラさんが申し込んだとtwitterで知って、ここは勢いだ。と、後を追っかけた。
山を走ることも5キロ以上走った事もなかったんだから、ほんとただの勢い。分かりやすい目標が欲しかったのだ。

その後、練習したいな。っていうか、しないとヤバイよな。と思いながら、年末に風邪をこじらせ1週間何もせず、結局年内は5,6回程度しか走れずに2012年は終了。

そして、1月2日。
以前より走っている兄と一緒に実家で暇だったため、鎌倉の稲村ガ崎から自宅まで約7キロを走った。
途中に2キロくらいはトレイルもある。
人と一緒に走るのも、昼間走るのも、この時が初めて。
気持ちの良い冬晴れの日で、強風だったけれど楽しいランだった。
最後の2キロくらいは完全に置いていかれて一人で自宅に戻ったけれど、鎌倉という大好きな土地で海から走り始め、大仏や江ノ電を見ながらのんびりランは楽しかった。
段々この頃から走るのが楽しくなってきたんだと思う。
兄さんにも感謝。

さて。
気がつけば1月の週末は1泊ハイクの予定が4回、仕事が1回で空いている週末はレース直前の土日しかなかったw
ホントに舐めている私・・・。

毎日美容院やらネイルやらご飯の予定やらとにかく忙しく、空いている日がほとんどない中、その上都内にまで雪が積もったりして、…1~2回なんとか5~10キロの距離を走りつつ段々焦り始めていた頃、1月27日にRODのチームメイトと高尾に試走に行った。

その日の高尾のトレイルは5-6割が雪と氷に覆われていた。
本格的なトレランはこの日が初めて。その上、このコンディション。
兄以外の人と走るのも初めて。(ついでにLEE ※アキラさんのワンちゃん もいた)しかも男性二人。

林道の直後に現れた急登を走って登る二人と1匹を追いかけながら、くそーくそー。。。
なんであんなに早いのwあの2人!!と、とにかくブツブツ言いながら、頑張ってついていく。
なんかね、待たせたら申し訳ないよな、とか思ってものすごく実は気をつかう性格なんですよ、私。
高速道路で後ろからあおられたりすると縮みあがって急いで車線変更するタイプw

ふたりがびゅんびゅん行ってしまうので、一生懸命走った。走ったというか、障害物競走にでも出た気分になってた。
体的にはそれほど辛くないのだけど、とにかく足元が不慣れすぎて怖いのだ。
相当集中していないと滑落でもしそうな雰囲気。

で、転んだ。スネと足首を木の根っこに強打して流血。
その後も、一回思いっきり滑ってしりもち。立て直そうとしてまた滑って手のひらを強打。
ちょっと、泣きたくなった。

すれ違う人に、『犬連れてるランナーいました?』とか聞いて自分の先に2人がいる事を確認しつつ。
と、こんな風にかくと二人がまるで私を無視して走って行ってしまっているように見えますが、ちゃんとポイント、ポイントで待っていてくれていますw

そうか。
トレランて体力よりも足運びが非常に重要なスポーツなんだ。そう感じた。
木の根っこや滑る土や砂利、雪や氷。
路面の状況を先に目線を走らせ、パッと把握して、足運びを考える。
足の置き方もすごく重要。
スピードが出すぎたら、木の幹を使って減速したり。
ものすごく集中力が必要。

段々楽しくなってきた。
単に転んで少し気持ちが折れていただけのようだ。
やっぱりこれ障害物競走だ。

それに、トレランシューズってなんて軽いんだろう。走るとよく分かる。
泥がつくと急に重さを感じる。
リアルだ。
今まで履いていた靴がいかに厚いソールで地面の情報を遮断していたのか。
そんな事にも気がついた。

この日、走り終わった私は不敵にも思った。
『私、体力は全然余ってる。足運びさえうまくなれば、もっと速くなるかも?』
トレイル走るの楽しいじゃん!!(・∀・)

・・・。

そんな事言って、翌日から筋肉痛と転んだ際に打っていたと思われる腰がかなり痛くてまたしばらく走れなくなるほどだったけどw

そんな翌週はRUN OR DIEのメンバー12人で高尾ランセッション。
写真 (1)

トレイルのコンディションも大分良くなっていて、本番のコースも試走できた。
走り方も色々な人から教えてもらう。

やっぱり私は走る事が好きというより山が好きみたい。
ロードをただ“走る”という行為にはいまのところそれほど楽しさを見出せていない。
山を楽しむ方法の一つにトレランがある。走ることで見えてくる新たな山を知りたい。
自分がこれからトレランを大好きになるのか?も、実はまだよく分からない・・・。
それが、2ヶ月弱の間に自分なりにランニングをしてきた私が、今持っている素直な感情。


でも、こうやって改めて振り返ると、色々な人が私を新しい世界へ導いてくれた。ランを通じて知り合ったみんなにお礼を言いたい。
いくつになっても自分の知らない世界を体験することはやっぱり楽しいものだから。

さてさて。なにはともあれ明後日はいよいよレースだ!!d(´∀`o)☆゚
ふぁー!ドキドキする!!

完走できますように!

写真



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Comment

tatsu_m1113 says... ""
すご~いトレランですか!

昔から走るのだけは嫌いで避けてきましたが
きっとハイクとは違った楽しみがあるんでしょうね!
(自分は一眼レフ持っていきたいからこれからも縁が無さそうだけど)

色々と興味を持ってチャレンジ出来るsabletさんが羨ましいかも(笑)

怪我に気を付けて、レース思いっきり楽しんできて下さいね。
2013.02.08 23:52 | URL | hk2n514E [edit]
sablet says... "Re: タイトルなし"
>tatsuさん

写真を撮りたい山、ご飯を食べたい山、走りたい山。
山によってスタイルを分けていくのもいいのかも。

走ってみたら意外と楽しいかもですよ!☆

とか言って、私もまだまだよくトレランの魅力について分かっていませんが。

とりあえず頑張ってみます!
コメントありがとうございました(*´∀`)ノ

2013.02.09 00:13 | URL | - [edit]

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