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雪洞宴会 2013

雪洞を掘ってきた。
2月23日のこと。

いい大人12人が必死になって何時間もかけて雪を堀り、大きな大きな洞を作り、その中でご飯を食べて眠る。
そんな遊びだ。
友人に話しても、『え?雪の道のこと?』とか、『大きなかまくらってこと?』とか、そんな反応がほとんど。
かまくらっていうのは何もない場所に雪を積み上げるが、雪洞はそうではない。
雪の積もった斜面に穴をあけるのだ。つまり、とにかく沢山の雪が積もっていないと作ることは出来ない。

雪の質や量を考え、毎年この時期にしているそうで。
知識のある山の先輩方が、プローブを使い雪の深さを測り、雪質を調べ、ココ!!
と、場所を決めてくれ、私たちはひたすらそこを掘る。

そんな流れ。

私も行くまではどんな場所に作るのか?いまいちイメージが付いていなかったが、とにかく魅力的なイベントで楽しみにしていた。

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この雪洞イベントは今年で3回目だそう。
三鷹のHiker’s partyに行った際にお誘い頂いた。

Facebookにイベントが立ち、何を作るか、雪洞を作るために必要な装備は・・・
などなど、事前に色々なやりとりがあった後、決まった集合は新宿駅24時。

朝出発ではない。
この時点で相当な皆さんの意気込みと熱意を感じた。

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当日。
新宿駅へ向かう。
金曜日の終電間際の時間帯。
山手線は殺人的に混んでいた。
私は、というと着込んだ体で大きなバックパック。外付けでスノーシューやらスコップが付いている。
相当苦労して乗り込んだ。

と、代々木駅辺りの車内で1人奇声を発する。

『あぁぁ!!』

ますます奇異な目で見られるが知ったことではない。
スノーバスケットがストックについてない・・・w

まずい。これはまずい。今日行くところは確実にもっふもふのはず・・・。
小さくて、軽い。けれどとても重要なもの。
それは・・・スノーバスケット。
Oh no・・・。

しょんぼりしながら待ち合わせ場所でみんなと合流。
友人にも相談して、通り道で近そうな山関係の友達で、スノーバスケットを借りられそうな人に焦って電話をかけてみる。※ 深夜0時
最終的には、知り合いの山屋さんにお借りできることとなった。
夜中の0時半に押しかけてしまい本当に申し訳ありませんでした・・・。(しかも私は面識ナシw)



さて、気を取り直して出発。
雪洞への気合を表現するためにまずは腹ごしらえ!
中本 本店へ向かいます。
何で24時出発だったのか?って、中本に寄る為だったのかな・・・?(゜∀゜ )ポカーン・・・
満腹食べたら、いざ!みなかみへ!
高速はすごい雪でチェーン規制。しばらくすると通行止めになったらしい。
早く向かって良かった。

お馴染みの土合駅に到着するといい感じに吹雪いている。
とりあえず、朝合流する方もいるので、車の中で暫く仮眠した。

そして、朝。
身支度を整え、雪がチラチラ舞う中装備を整え出発。
少しの間、道路を歩いたあとはスノーシューを履きます。

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すぐにノートレースの世界に。
12人で歩くなんて初めてかもしれない。

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スノーシューを履いていてもモモまで埋まる雪。
少しだけ先頭をやったけど、ラッセルが本当に大変だった。
ズボーっ。と、スノーシューで踏み込み、スノーシューの上に乗った大量の雪と一緒にモモ上げして次の一歩へ。
数10mもしないうちにバテたw
逆に一番後ろは12人で踏み固められてかなり楽。完全に踏み固まって道が出来る。
体力のある男性がメインになりながら、交代交代でラッセルしながら進む。ラッセルトレイン。

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湯檜曽川から離れ、何度か修正しながら歩いていくと、目的の避難小屋を発見。
ここは地図にも載っていないようで、何と言う名前の小屋なのか最後までよくわからなかった。
後から聞いたらこのあたりは夏季はキャンプ場?や駐車場があるとか?(ないとか・・・)

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中にはどうやら毎年停泊しているらしいおじいさんが1人。
小屋内にエスパースを張って暮らしていた。カモシカを(観察?写真?)追っているんだそうで。
色々世話やいてくれて、いい人でした(゚∀゚ )


さて。到着が結構いい時間になってしまったので、まずは避難小屋の中でお昼ご飯を食べる。
そして!イザ雪洞掘りへ!!

3回目のみなさんはこなれたもので、スコップは勿論、雪を雪洞内部から外へ出す際のブルーシート、どんなに防水のゴアテックスでもずっと雪を触っていると濡れてきてしまうという事でゴム手袋(私は『防寒テムレス』を使用。快適でした!普通に歩くのもコレでいい気がするほどにw)、膝を着いての作業が多いので100均で購入できる園芸用膝充て、など雪洞を効率よく快適に掘る為のグッズもみんな準備万端です。

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去年と同じ場所を調べ、今年もココに決まり!
と、なったらいっせいにわっせわっせ堀りにかかります。

女子3名はトイレ作りが最初のタスク。

場所を定め、えっさほっさ。
凝りだしたら止まらないタイプの私。
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快適和式トイレの工事に汗を流します。
横の壁を高く、風が除けれるように・・・、深く、深く・・・。

よし!これでトイレはばっちり!☆
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どう?どう?・・・の1コマ。

肝心の雪洞作業に移ります。
雪洞は全部で3つ。

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1つはカップル用寝室w あと2つは宴会部屋と寝室です。

宴会部屋と寝室は出入り口がそれぞれ2つ。まずは5つをそれぞれ掘り、途中で2つの雪洞は横に掘り進め中で繫がる計画です!

私は、男性陣が掘った雪をブルーシートに乗せ外に出すお手伝いから。
これが重い。
腰がどうにかなりそうな重さ。
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何度も何度もこの作業を繰り返し、段々と穴が大きくなってくる。
奥の方の雪は固く、スノーソー(のこぎりみたいなやつ)で四角く切りだします。
奥の雪を掘り出すのも結構楽しくて。
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どんどん穴が大きくなります。
何時間この作業をしていたのか?暫くするととなりの穴と横で繫がりました!


おおー。
こんにちはー!(゚∀゚ )
床や天井の高さを揃え、もっと大きく。

えっさ、ほいさー。

何かの仕事なのか?っていう位みんな、真剣に掘ってます。
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途中、休憩用に甘酒を作って頂き、暫しほっこり♡
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そんなこんなで日も暮れ始める頃、何とか完成した宴会場。
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ここからはめくるめく素晴らしい料理の数々と共に楽しい宴会が始まりますd(´∀`o)☆゚


豚足とちゃんじゃ、オキアミ?の塩辛
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ペコロスや芽キャベツなどかわいい野菜たくさんのスープ
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私の持ってきた牡蠣のオリーブオイル漬けと岩魚?の燻製
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リエットとパテ、バーニャカウダ、栃尾揚げ、こんなところで食べるとは思わなかったレバノン料理。料理名は難しくて忘れたw
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鹿の刺身
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砂肝の唐揚げ、白子鍋、キノコのスープ…
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日本酒やワインも沢山!
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とにかく沢山食べたー。

そして、ポツポツと睡魔に勝てなくなった人たちから離脱が始まる。
私も寝ようかな?と、外へ出てみると・・・!!!

目の前にどーんと一ノ倉がそびえていました。
一の倉_n

この夜はほぼ満月で。
写真は頂いたもの。少し明るくなっていますが。
とにかく月夜に浮かび上がる一ノ倉のカッコ良さには震えました。

しばし、酔った頭でこの景色に見惚れる。

私は寝室の出入り口に陣取りました。
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ブルーシートで穴を塞ぐとよいみたいだけど、もうめんどくさくてそのまま就寝。
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何度か雪が顔に当たり冷たくてシュラフにもぐり直したりしつつ・・。
5時頃。
トイレに行きたくて目が覚め、むくり。

wwwww

自分の上に完全に雪が積もってましたw
払って、外に出ようかな?とすると、床にも雪が積もったせいか?いや。それだけじゃない。
確実に天井が下がっている。

コレは・・・まずいのか?・・・もう中腰で外に出ることは不可能。
寝ぼけた頭でハイハイしながら外に出てみると、吹雪いてます。

みんなを起こしたほうがいいのかな?雪洞で生き埋めとか笑えないよなー・・・なんて考えながらまたシュラフへ戻り、うつらうつら・・・

と、していたら、どなたかが声をかけて来てくれました。

『この数時間で天井が急に下がってきてるからみんな急いで起きて!避難小屋に荷物移すよ!!』

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なんと!やっぱりそうだったかー・・・。
急いで起きてとりあえず適当にザックに色々詰め込み、外へ。
友達カップルの雪洞は埋まってる!
これ、窒息しちゃうんじゃないの?

急いで掘って、ブルーシートを剥がし、中の友人を起こします。

こちらは宴会場の出入り口。
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そして私はすたこら避難小屋へ。
一番乗りでした(笑)逃げ足だけは早いらしいw


避難小屋でゆっくりパッキングをしなおし、みんなで朝ごはんを食べた後は、来た道を戻ります。
帰りは風も強く、歩いてもすぐトレースが消えるほどの風と雪。
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それでもコレだけの人数で、しかも大先輩たくさんと一緒に歩いているのでなんだか安心。

テクテクと土合駅へ戻り、水上でお蕎麦、お風呂と満喫し終了となりました。
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いやー。
本当に楽しかった!

みなさんありがとうございました。

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Comment

ustim says... ""
天井下がってくるとか、メチャ怖やん。
確かにあの日は大雪だった。そりゃ入口も埋まるよ。。。

つーか、戻って寝るなよーwww
2013.03.31 23:17 | URL | h68v8uHw [edit]
sablet says... "Re: タイトルなし"
>ustimさん

ホントだよね(笑)
眠かったんだよ・・・ww
雪洞で遊んでて、崩れて色んな骨折って亡くなってしまった方がいると聞いて、ちょっと怖いと思ったよ。

もうすぐ雪もなくなってしまうね。
2013.04.01 12:26 | URL | - [edit]

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